台所すき間棚、冷蔵庫上棚・台所上置き棚、キャスター付き台所棚、台所ワゴンの、オーダー設計のコツ。

オーダー家具だから出来る、サイズの悩み解決。
台所すき間棚、冷蔵庫・台所上乗せ棚(上置き棚)、キャスター付き台所棚、台所ワゴンの設計相談。

台所は、場所が限られており、そのくせ、台所用品は、実に多種多様で、たくさんの収納が必要になります。
台所収納家具は、その空いたスペースをいかに生かす家具を作るかが、オーダー家具のポイントになります。

台所すき間家具(オーダー家具)は、どの様に、デザイン、設計すればいいのか。

まずは、台所すき間棚をら考えてみましょう。

台所は、見回してみると、意外とすき間がたくさんあるものです。
例えば、「壁とシンクの間」「既存の食器棚と、壁の間」「冷蔵庫とシンクの間」など、気が付かないすき間を発見してみましょう。
見渡してみると、この隙間に、雑多に、物が置かれていたりしませんか?
ひどい場合は、ごみ溜め(失礼(笑))の様相かもしれません。
この隙間を発見して、ぴったりの、オーダー台所家具を新設する事により、便利な収納空間が誕生する事になるのです。
そして、何より、きれいな台所に生まれ変わるのです。
その手順としては、まず、その空間に、何を収納するのかを決めましょう。
何でもいいから、とりあえず、「棚」を・・・というのではなく、必ず目的を持って、オーダー棚を作った方がいいでしょう。
例えば、「食器(皿中心に)を入れる」「湯のみを入れる」「コ-ヒーカップを入れる」「ペットボトルを入れる」「食品ストックを入れる」「キッチンペーパー、ティッシュペーパーを入れる」「ゴミ袋を入れる」「ゴミ箱ごと入れる」「レンジ台、炊飯器棚、食洗機棚、など、台所家電棚を入れる」「タッパーを入れる」などなど、台所のキッチングッズは、実に様々です。
もちろん、様々の物を、雑多に入れるでも構いませんが、そうだとしても、およその目安を付けてから、オーダー隙間棚の設計を始めましょう。
そうしないと、ドア付きにするのか、棚板の間の高さはどうするのか、など、仕様が決まらないからです。
そこで、いきなりの設計前に、隙間空間を、測ってみましょう。
幅、奥行き、高さを測る訳ですが、気を付けてほしい事があります。
計測は、手前の幅の上と下、奥の、上と下の、合計、4カ所測定してください。
お部屋の内装は、意外と直角になってかったり、傾いていたりします。
注意したいのは、壁の下に木枠(周りブチと言います)が無いか確認も大事です。
幅の場合、廻りブチがあると、その内側から、測定してください。
オーダー家具は、当然ながらそのスペース寸法より、小さく作る事になります。
スペースに入らないからです。
オーダー家具の大きさにもよりますが、スペースの、5~10mm小さく作る様にしましょう。
キャスター付棚の場合は、10mm以上、小さく作ります。
下の方に、事例を乗せました。参考にしながら、台所のオーダー隙間棚の設計をしてみてください。
構想が、決まりましたら、簡単にスケッチをしてみて、一応、Lide「リーデ」に問い合わせてみた方がいいでしょう。
自動見積もりからでも、ご注文は出来ますが、オーダー家具が初めての方は、特にお問い合わせください。
アドバイスもいたします。

台所すき間棚を、台所シンクと壁の間に、オーダー家具設計。

左側が壁、右側が、シンクののスペースに、すき間棚を入れた、オーダー家具製作例です。
左は、天井一杯までの、食器棚を製作、右は、残りの隙間に、米びつ、ボトル類が入る棚、そして、テーブル天板上は、食器洗い乾燥機、その上に、トースターを置いた構成です。
左の食器棚を、天井いっぱいとし、食器がたくさん入る様な、オーダー家具の設計ポイントになっています。
奥行は、シンクの奥行、600mmに合わせましたので、すごく深い奥行で作ってあります。
このため、大きな皿や、食器、鍋類、台所調理器など、十分な収納が確保できました。
右側の、台所収納棚は、これもシンクの奥行に合わせ、中に、米びつを入れ込むことを、重要ポイントとしました。
空いた部分は、場所を取る、大きいボトルや、常温保存の、食品が入るような設計です。
良く見ていただくと、この部分は、下が、スライド棚×2段となっており、市販の、プラスチックケースを固定してあり、奥の物が取り出しやすくなっています。
そして、右側の台所収納棚は、上部分に、シンクと同じ高さにして、食器洗い乾燥機が水平になる様に置いてあり、給水ホースは、邪魔にならず、排水ホースが、直接シンクに流れやすく配慮してあります。
又、食器洗い乾燥機上に、トースターを置いて、熱を発生する者同士が、上配置となり、合理的にな配置になりました。

台所のすき間に食器棚食器洗い機兼米びつ入れのオーダー家具

台所隙間棚を、冷蔵庫横と、壁の間に、ぴったりサイズで入る様にした、オーダー家具製作例。

新築や、リフォーム後、悩むのが、家具類です。
新築、リフォームの設計時に、家具まで、しっかり設計できれば理想的ですが、なかなかそうはいかないのが実情です。
この例の様に、まずは、大きな冷蔵庫を置いてみて、それから、どんな家具を置きたいか、何を置きたいかイメージしてから、家具選びをする。
という方が、多いかと思います。
その家具選びですが、スペース寸法を測って、家具屋さん、ホームセンターなどを回る、又、インターネットで探すなどして、家具を選ぶのが、多いようです。
そこで、行き当たるのが、「イメージ通りの家具が見つからない」という現実です。
例えば、この例の様な、食器棚と、電子レンジ、ゴミ箱が、一緒に置けて、幅が、スペースぴったりで、
左右の家具が、セットで、奥行が、冷蔵庫に合っていてほしくて・・・・・などなど。
条件がいくつもありますが、これは、中々というより、無い、と言っていいでしょう。
特に、大型冷蔵庫と同じ、奥行、600mmもある家具が、無いからです。
解決方法は、オーダー家具です。しかも、価格を抑える事の出来る、組み立て式が理想です。
この例では、右側の棚を、オーブン電子レンジ置きとして、熱、蒸気を逃がす様に、上に乗せています。
又、その下は、炊飯器を、スライドテーブルにして、セット。
最下段は、ゴミ箱置き場ですので、底板の無いタイプです。
安定するように、右の、食器棚とビスでつないであります。

台所収納棚、レンジ台棚-DT-008

冷蔵庫と、食器棚の間に、台所すき間棚を設置した製作例。

台所で、気になるスペース。それは冷蔵庫横の隙間(すき間)DT-009

この製作例では、冷蔵庫と、既存の食器棚の間、数十センチのスペースに、台所用品の収納棚、食器棚を、新たにオーダー家具として、設置した例です。
この、オーダーすき間棚の設計ポイントは、
幅は、スペースより、10mm小さく(冷蔵庫との隙間を10mm)にし、奥行、高さを、既存の食器棚に、ぴったりと合わせたことです。
ドアは、取り出しやすい様に、上下、2段の設計にしました。
棚段枚数(可動棚)は、食器類の整理がしやすい様に、細かめに入れてあります。

台所の、小さなすき間を最大限に活用した、オーダー調味料棚の製作事例

台所調味料入れ棚は、シンクにぴったりオーダーサイズが理想的。設置・DT-017

台所調味料入れ棚は、シンクにぴったりオーダーサイズが理想的。DT-017台所の、食器棚、調理棚との間にある、わずかな空間。
この写真は、スペースと、デザインを最大限に生かした、究極の、オーダー隙間棚製作事例です。
これは、向き違い棚で、上と下の棚の向きを、90度変えた、作業のしやすいオーダー家具としました。
デザインの、ポイントは、調理台に合わせた奥行で、高さも、調理台に、合わせてあります。
この様なオーダー家具の場合、図面を書いて、お客様と、細かく打ち合わせながら、作業を進めていくととなります。
今回の場合は、下棚を引出しにして、こぼれ止めを付けるのが条件となりました。
もちろん、引出しは、金属のスライドレールを使い、出し入れは、大変スムーズです。
下の棚段は、固定ですが、あらかじめ、棚の高さサイズを打ち合わせさせていただき、決定しました。
上の段ほど、小さい調味料を格納出来、使いやすくなっています。
上の棚は、上下に可動式の棚とし、調味料のサイズが変わっても対応出来る事としました。
これで、見た目も美しい、素晴らしいデザインの、オーダー調味料入れ、オーダーすき間棚が完成しました。

シンクと、冷蔵庫とのわずかな隙間に、キャスターのついた、細長いすき間棚を、オーダー家具で。

この、わずかすき間、使い道がなく、困っていたので、この間に、すき間棚を設置する事にしました。
市販品の隙間棚は、どれも、ドア無しのオープン棚ばかりで、しかも、この様な、引出しタイプは皆無でした。
この引出しにしたのは、シンクの奥行が深いので、奥の物が取り出しやすくするというのが、一番ですが、もう一つのこだわりは、引出し内に市販の紙製のファイルボックスを入れ込み、小物をここにまとめ、更に使いやすくしたことにあります。
細い引出しなので、各段は、こぼれ止めを付けて配慮してあります。
更なるこだわりは、この隙間棚は、あえて、スライドレールを使わず、直進キャスターにしてあります。
理由は、幅が、細いので、レールの分だけ、内寸が狭くなる事。又、キャスターですと、引っ張るだけなので、簡単に抜け、他に移動して使う事も可能です。

台所で使う、オーダー上乗せ棚(上置き棚)の、設計とデザインポイント。

台所の、上乗せ棚(上置き棚)は、主に、既存食器棚の上乗せたと、冷蔵庫の上乗せ棚かと思います。
食器棚などの、上乗せ棚は、既存の食器棚上などですが、既存の食器棚、例えば、高さ、180センチぐらいの食器棚があったとしますと、その上は、現在どうなっているでしょう。
ここには、もらい物の食器のダンボールや、食品のケースなどを、雑多に乗せてあったりしませんか?
そして、その上は、脚立じゃないと、手が届かないので、ついつい、掃除がおろそかになり、ほとんど掃除しないまま、年月が経ってしまっていませんか?
食品を扱う大切なお部屋です。清潔とは言い難い状態ままにしておくのは、やめませんか?
そして、これでは、見た目もあまり美しい台所とは言えません。
でも、これらの問題を解決する方法があります。
それは、これらの物を隠して、美しい台所にするための、上乗せ棚の設計です。
設計のポイントは、いくつかありますが、まずは、スペースの計測から始めましょう。

上乗せ棚(上置き棚)の、計測。
既存の食器棚の幅と、奥行を測ります。
幅と奥行きは、既存の食器棚の、本体サイズと同じにします。
(天板だけ、前に出ている場合がありますので、それに合わせると上置き棚だけ、頭でっかちとなり、見た目が悪くなりますので、本体サイズに合わせれば、きれいに見えます。)
高さは、既存の食器棚の上から、天井まです。
高さは、スペースと同じでは、入りませんので、少し小さくします。
どの位小さくするかと言いますと、基本的には、10mm程度です。
そのほか、出来ればした方がいいのは、下の、食器棚とのビス固定。
地震対策ですが、これの詳しい説明は、「吊り棚、上乗せ棚、オーダー家具設計のポイント。」中ほどの説明文をご覧ください。
実際には、ご注文時、改めて、アドバイスさせていただきます。
これらの、食器棚上乗せ棚の設計は、今まで上に乗せていた、雑多な物が隠れる、ドア付き棚にしたいものです。

食器棚、上乗せ棚(上置き棚)の、オーダー家具制作例

DT-062A-37.jpg

DT-065B-37.jpg【上の写真の、上乗せ棚(上置き棚)製作例】
上乗せ棚は、比較的費用も掛からず、簡単に設置できます。
この製作場合は、サイズを、既存の、下の食器棚の本体サイズに合わせてあります。
こうする事で、見た目、違和感がなくなります。
この例では、下の食器棚の幅が、1,200mmありましたので、上乗せ棚(上置き棚)のドアは、3枚ドアとし、下のドアに、ラインを合わせました。
カラーですが、下の食器棚と、出来るだけ合わせる事も可能ですが、別素材となり、金額は、かなりアップしてしまいますので、今回は、組立式の、Lide「リーデ」基本カラー、濃い木目としました。
地震対策板もセットしてあります。

【下の写真の上乗せ棚(上置き棚)製作例】
下の、白の上乗せ棚(上置き棚)の例では、ドアのを除いた、本体のサイズと、上乗せ棚の、本体のサイズに合わせて設計してあります。
こうする事により、違和感なく、スッキリとした感じになります。
白の場合は、カラーが、ほぼ統一されますので、違和感なく、最初からセットされた家具のように見えます。

冷蔵庫上乗せ棚(上置き棚)の、オーダー家具製作例

DT-061B-37.jpg冷蔵器上乗せ棚は、冷蔵庫サイズと、ぴったり合わせる事です。
冷蔵庫の、ドアを除いた、本体寸法に合わせるときれいに見えます。
高さは、地震対策板を挟むとして、冷蔵庫天板から、天井までのスペース、マイナス23mmです。
実際には、冷蔵庫上乗せ棚を、オーダー家具で作る場合、既存家具と、決定的に違う事があります。
それは、冷蔵庫の、天板の上の突起物を避けながら、ゴム足を付ける事です。
突起物の位置、高さ詳細を事前にお聞きし、ゴム足の大きさを決めます。
そして、図面を起こし、確認していただく手順となります。
従って、高さ寸法は、
冷蔵庫上棚寸法=(高さスペース)ー(ゴム足高さ)ー(地震対策板厚さスペース)となります。
この様に、地震対策板も付け、冷蔵庫に、ぴったりと合った、収納効率のいい、冷蔵庫上乗せ棚が出来ます。

キャスター付き台所棚、ワゴンを。オーダー家具で作るには。

台所用の、オーダーキャスター付棚で、すき間を上手に使うコツ。

キャスター付棚で、奥行の深い、便利な、台所棚を作ってみましょう。
以下の、実例写真の様に、キッチンの、キャスター付台所棚を作るには、真っすぐ引き出すことが出来る、「直進キャスター」を使うのがコツです。
(細いすき間の場合は、直進キャスターが便利ですが、多目的に使う場合は、自在キャスターになります)
特徴は、冷蔵庫の奥行であったり、シンクの奥行だあったり、奥行、50センチ以上の、台所収納棚が作れることです。
キッチンは、台所の用具、食器類であったり、ペットボトル、調味料ボトル、ゴミ袋の予備であったり、とにかく、片づけにくい物、食器棚からあふれる物が、たくさんあります。
これらを、片づけるのに、すき間を上手に使いましょう。
すき間を見つけて、キャスター棚を作る事により、より、収納がきちんとできます。
この隙間は、とかく、片付かないものを、乱雑に入れてしまい、ホコリが、溜まったりしがちです。
ここのスペースに、キャスター付きの隙間棚を、オーダーで、作る事により、よりスッキリした台所となり、収納も増える事となります。
以下、実例により、見ていきましょう。

台所の隙間に、天井までの、すき間棚を、冷蔵庫奥行で作る。

食品ストッカー・DT-031

食品ストッカー・オープン・DT-031これは、冷蔵庫と、壁の隙間を、天井までの家具にして埋め込んだ製作事例です。
下の棚は、キャスター付にして、手前に出せる様、ハンドルを付けてあります。
しまいこむと、ご覧の様に、冷蔵庫の前面と、きれいに揃い、実にスッキリと美しいキッチンとなりました。
奥行が、深く、しかも、天井までの収納なので、実にたっぷりとした、台所収納が生まれました。

台所、キッチンカウンター下に、キャスター付きの隙間棚をオーダー(特注)で作り、スッキリとすき間を隠した製作事例。

 

台所カウンター下、キャスターオーダー家具、格納。DT-036この、キッチン隙間棚の、製作事例は、キッチンカウンター下に、潜り込ませるようにして、見事に、すき間をカバーできました。
新築時に、最初から、セットしたあった様に見えます。
この例では、サブテーブル、ワゴンとして使えるように、キャスターは、自在キャスターを使用しています。
この例でも、奥行は、深く作る事が出来、2リットルの、ペットボトルや、ビールケースが、ケースごと収納出来ています。
オーダー家具だから、この設計に出来るのです。

台所カウンター下、キャスターオーダー家具、引出し。DT-036

オーダーすき間棚は、直進キャスターで、電子調理器と、ポット置きも自然に調和しています。

DT-063B-37.jpg

DT-063A-37.jpgこの隙間棚の製作例も、直進キャスターをうまく使い、事前な感じで、シンクや、横の冷蔵庫と溶け込んでいます。
この様に、台所では、食器棚に入れると、場所を取ってしまうし、シンク下の、鍋置き場所も、使い勝手が悪いし、という様に、適当な収納場所がほしい場面が出てきます。
この隙間家具でも、やはり、調味料ボトルの予備や、ペットボトル、瓶類などを収納する場所として、重宝しているようです。

この幅で、結構な、収納スペースが生まれるのが、とても魅力的です。
ハンドルは、縦付でも可能です。
シンク横のスペースも、確保でき、電子調理器と、ポット置き台としても、いい感じに収まりました。

デザイン、設計のポイントは、もちろん、シンクや、冷蔵庫の、前面が、きれいに揃う様にする事。
そして、高さが、シンクの高さに、ぴったり揃う様にする事です。
デザインのコツは、この綺麗にラインが揃う事が、とても重要になってくるのです。

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